皆さん、こんな経験ありませんか?
「暖房を入れているのに足元がスースーする…」
「冷房を入れているのに部屋が全然冷えない!」
その理由の1つとして挙げられるのは、家にある「隙間」です。
住宅にどれくらいの隙間があるかを示す気密性能(相当隙間面積)を数字で表したことを「C値」と言います。実際の建築現場では、専用の機械を使って計測しますが、計算式で表すと以下のようになります。
C値=建物全体の隙間の合計面積(㎠)÷延床面積(㎡)
「C値」は、数値が0に近いほど「気密性能が高い」とされます。
建物にある隙間を極力減らし、室内の空気を外に漏らさないように、外気を室内に入れないようにする「気密」は、住宅の快適さや省エネ性能を左右する重要な性能です。

結論から言うと、高気密・高断熱の住宅を目指す場合は、「C値=0.5以下」が大きな目安です。
「C値=0.5」と言われても、少しピンと来ないかもしれません。例を使ってC値の違いも含めて、ご説明しますね!
《例》 延床面積→100㎡(約30坪)の場合
①C値=5.0【昔の省エネ基準レベル】
家の隙間全体→500㎠(A4用紙約0.8枚分)
②C値=1.0【一般的な高気密住宅】
家の隙間全体→100㎠(はがき約0.7枚分)
③C値=0.5【理想的な高気密住宅】
家の隙間全体→50㎠(名刺1枚分)
④C値=0.12【アイビ建築の最高数値】
家の隙間全体→12㎠(500円玉2枚分)

「C値が低い」=「気密性能が高い」と、大きなメリットとして3つ挙げられます!
① 冷暖房効率が上がり、電気代を抑えられる!
冷暖房を使って室内を快適な温度にした空気が外に逃げずに、外の熱気や冷気が入ってきにくくなり、冷暖房が無駄にフル稼働するのを防ぎます。そのため、省エネに繋がります。
② 計画的な換気が機能する!
換気扇を回しても、隙間が多いと室内の空気が漏れてしまい、室内の空気がうまく循環しません。気密が高く隙間が少ないと、換気扇本来の「計画的な換気のルート」で室内の空気を効率よく入れ替えることができ、室内を綺麗な空気で満たすことが出来ます。
③ 壁の中の結露を防ぐ!
隙間があると、室内の湿った暖かい空気が隙間から壁の中に侵入してしまいます。その侵入した空気が外気で冷やされると、壁の中で「結露」が起こります。この結露を防ぐことで、断熱材を水分から守り、断熱性能を維持することが出来ます。他にも、カビの発生や構造材の腐食なども抑えることが出来ます。

「C値」とは、住宅全体にある隙間の総面積を表す数値で、住宅の「気密性能」を表す大切な指標です。
C値=0.5以下にすることで、年中快適で省エネな暮らしを実現できます。設計図の上だけでは分からない「大工さんや職人さんの丁寧な施工技術」がそのまま反映される数値です。
当社には、断熱・気密を得意とする自社職人(大工・多能工)が在籍しております。高い施工技術と丁寧な手仕事で、確かな品質の高性能住宅を実現しています。
